先日の“【週次レポート公開】WealthNavi(ウェルスナビ)運用実績 2019年7月26日”でも記載したように、
【週次レポート公開】WealthNavi(ウェルスナビ)運用実績 2019年7月26日
今日のNYダウは続落。
利下げ・緩和再開等でFRBをはじめ中央銀行の判断が待たれる中、期待感から株式市場にも大きな影響が出ている状況ですが、ECB理事会の声明にもあるように金融緩和が限定した範囲にとどまるのではないかといった失望感から米株式市場にも影響がでたようです。
では、2019年7月26日のWealthNavi(ウェルスナビ)週次運用実績レポートを公開します。
利下げ・緩和再開等でFRBをはじめ中央銀行の判断が待たれる中、ECB理事会の声明に関しても大きな関心がもたれました。
今回、ユーロ圏のみならず世界経済に影響を及ぼす「ECB理事会」についてまとめてみました。
ユーロ圏のみならず世界経済に影響を及ぼす「ECB理事会」とは何か?投資の基本を学ぶ!
ECB理事会とは
欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関を指す。
ユーロ圏の金融政策を担う機関で、政策への政府介入が法律で禁じられる等、独立性が確保されていてドラギECB総裁の発言には高い関心が寄せられる。
ECB理事会の構成・会合スケジュール
ECB首脳(総裁・副総裁・4人の専務理事)6人とユーロ圏各国の中央銀行総裁19人、合計25人で構成されています。
ドイツのフランクフルトにあるECB本部で月2回開催。
1回目の会合では金融政策に関する決定のみで行い、2回目の会合では金融政策以外が討議される。
議事要旨が公開されないので1回目の理事会終了後に記者会見されるECB総裁の発言は注目される。
ECB理事会の目的
ECB理事会の目的としては、ユーロ圏の物価安定の維持とされています。
直近でのECB理事会では、欧州の景気後退リスクは低いとして政策は据え置きとし、ドラギECB総裁の会見でも「欧州の景気後退の可能性は低い。利下げを協議しなかった」と述べているようですが、今後利下げ・緩和再開の可能性はあるようには声明をだされていました。
関連URL
“米国市場に大きな影響を及ぼすFOMC(連邦公開市場委員会)とは何か?投資の基本を学ぶ!”
米国市場に大きな影響を及ぼすFOMC(連邦公開市場委員会)とは何か?投資の基本を学ぶ!
Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略。簡単に言うと、アメリカの金融政策を決定する会合・意思決定機関です。日本は金融政策を「日銀金融政策決定会合」で決定しているが、そのアメリカ版がFOMCとなる。米国の中央銀行ともいわれる米連邦準備理事会(FRB)が開く会合・最高意思決定機関ということもあり、今後のアメリカ合衆国の金融政策を占う意味でも市場関係者の注目度は高い。
“世界経済の先行きを左右する米国「利下げ」を考える!投資の基本を学ぶ!”
世界経済の先行きを左右する米国「利下げ」を考える!投資の基本を学ぶ!
米国経済、しいては世界経済に大きな影響があるであろう米国の「利下げ」
「利下げ」するか、しないか。「利下げ」するにしてもどのくらいかという部分にフォーカスされている現状。
また、米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の発言により毎度株価に影響がでており、不安定な状態が続いていますね。
「利下げ」とは、どういったものでどういう影響があるものかを改めて考えてみましょう。
コメント