最近、「ETF」という単語をよくみかけるようになりましたね。
特に本屋さんに行くと投資・資産運用ジャンルの棚には「ETF」がたくさん!
国も「みんな長生きになったけど、全体の人口も増えないし、若者は増えてこないし、年金もそんなにでないし、老後の資金は自分たちで投資でも何でもいいからつくってね。だからiDeCo・NISAつくってあげたでしょ。」と言ってますし、どこかの日本を代表する企業の社長も「終身雇用終了!」と言っていますからね。
もうね、自らで危機感もって情報収集・勉強していかないと「情報弱者」だと本当に普通の生活もできないようになりますよ。
誰も助けてくれません。「知らんしなー」では本当に済まないですよ。
何事にも知っておいたほうが良いので、まずはETFを簡単に理解することからはじめましょう!
ETF(Exchange Traded Fund)について
ETF(Exchange Traded Fund)とは
ETFとは「Exchange Traded Funds」の略で、「上場投資信託」と訳されます。
簡単に言うと、日経平均株価・TOPIX(東証株価指数)・NYダウ等の指数に連動するように運用されている投資信託の一種で、連動する指数は株式だけでなく、債券・REIT(不動産)・通貨・コモディティ(商品)もあります。
“「東証株価指数(TOPIX)」と「日経平均株価」の違いとは何か?投資の基本を学ぶ!”
“米国株価指数「S&P500」と「NYダウ」の違いとは何か?投資の基本を学ぶ!”
当然、投資先として日本だけでなく海外へも投資可能なので投資しづらい地域・指数へも手軽に投資ができます。
ETFのメリット
ETFのメリットとして、
- 売買が簡単
- 少額での投資が可能
- 分散投資
- 投資先が豊富
- 特定指数と連動しているので値動きがわかりやすい
が挙げられる。
ETFは「上場投資信託」と訳されているように、株式同様に上場しているので市場の取引時間中であれば売買が可能だし、様々な指数と連動しているETFに投資することで、結果的に分散投資になります。
ETFと株と投資信託との違い
最上部の画像にも表現しているように、ETFと株・投資信託は異なります。
■ETFと株との違い
株は特定の企業一社への投資となりますが、ETFは特定株価指数に連動するETFで例えると、特定株価指数の対象企業すべてに分散投資しているようなものになります。
■ETFと投資信託の違い
わかりやすいところで言うと、上場しているかしていないか。
つまり、証券取引所を通じて取引するのかしないのかの違いです。
ETFは上場しているので、株式と同様に証券会社から証券取引所に買付や売却の注文を出すことになります。
当然、株式と同じようにリアルタイムで価格が値動きしています。
保有コストはETFは割安、最低購入金額は投資信託のほうが安く、毎月の積立投資等は投資信託のほうがしやすいだろう。
まとめ
ETFは、インデックス型の投資信託を株のように個人で売買できる扱いやすい良い商品と言えますね。
※インデックス型の投資信託とは、特定の指数と同じ値動きをするように多くの株や債券等を組み合わせて運用する金融商品を指す。
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