これまでに日米の株価指数に関してはBLOGで書いてきましたが、
“米国株価指数「S&P500」と「NYダウ」の違いとは何か?投資の基本を学ぶ”
“「東証株価指数(TOPIX)」と「日経平均株価」の違いとは何か?投資の基本を学ぶ!”
今回は、欧州を代表する株価指数「EURO STOXX 50」(ユーロストックス50)について学びます。
EURO STOXX 50(ユーロストックス50)とは
EURO STOXX 50(ユーロストックス50)は、欧州の株式市場全体を対象とした代表的な株価指数。
ドイツ証券取引所とスイス証券取引所の合弁企業STOXX社が算出、公表しています。
EURO STOXX 50(ユーロストックス50)の構成
ユーロ圏11ヵ国の証券取引所上場銘柄の流動性の高い時価総額上位50銘柄が対象。
構成銘柄は、例年9月に定期更新があり、不定期に入れ替えがされる場合もあるようです。
11ヵ国とは、オーストリア・ベルギー・フィンランド・フランス・ドイツ・アイルランド・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・ポルトガル・スペイン(アルファベット順)
2016年にはギリシャが除外されており、上位50銘柄の国別構成比率では、フランス・ドイツ・イタリア・スペインが80%以上を占めている。
EURO STOXX 50(ユーロストックス50)の構成銘柄
アディダス・BMW・ノキア・AXA等、日本でもなじみのある銘柄が組み入れられていて、欧州の株式市場を表す重要な指標ですね。
ちなみにSTOXX社は、「STOXX Europe 50 Index」(ストックス欧州50指数)も算出しているが、これはユーロ圏11カ国とイギリス・スイス等の非ユーロ圏6カ国を含めた別の指数なので、間違えないように注意が必要です。
どうしても米国市場が目立っていますが、欧州のみならず世界市場に大きな影響を及ぼす英国のEC離脱問題もありますので「EURO STOXX 50」も引き続き注視していかないといけないですね。
今日もひとつ賢くなりました!毎日コツコツが重要です!
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