来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)の動きに左右される週になりそう。
“米国市場に大きな影響を及ぼすFOMC(連邦公開市場委員会)とは何か?投資の基本を学ぶ!”
米国市場に大きな影響を及ぼすFOMC(連邦公開市場委員会)とは何か?投資の基本を学ぶ!
Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略。簡単に言うと、アメリカの金融政策を決定する会合・意思決定機関です。日本は金融政策を「日銀金融政策決定会合」で決定しているが、そのアメリカ版がFOMCとなる。米国の中央銀行ともいわれる米連邦準備理事会(FRB)が開く会合・最高意思決定機関ということもあり、今後のアメリカ合衆国の金融政策を占う意味でも市場関係者の注目度は高い。
米連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長は、貿易摩擦が米国経済への影響を注視して「適切に行動するつもりだ」と言ったように、今週のFOMC(6/18~6/19)、FRBパウエル議長会見(6/19)が注目ですね!
トランプ大統領のFRBへの利下げ圧力は緩めておらず、今回のFOMCでパウエル議長が示す緩和スタンスがどのようになるかに非常に関心が集まっています。
では、2019年6月14日のWealthNavi(ウェルスナビ)週次運用実績レポートを公開します。
前回の2019年6月7日 週次運用実績レポートはコチラ
先週と比べると+1.24%(+1,737円)と継続して回復といっても微増ですね。
NYダウのチャートも回復後は一定水準をキープしています。
FOMCで7月から年内2度の利下げが示唆されたら米株式市場には追い風となるが、為替市場ではドル安・円高となる予想ですが、そうなると日本企業で輸出関連では業績圧迫となる可能性大。
利下げとなると個人消費や企業の設備投資が盛んになり景気の回復の要因となると言われているが、例えば、トヨタ自動車の場合だと1円円高が進むと、年間営業利益が約400億円目減りすると言われているので日本経済にとっては円高も危険な要因が含まれている。
割合変更なし。
来週のEU首脳会議(6/20~6/21)と20ヵ国・地域(G20)首脳会議(6/28、6/29)は注目。
その間に米中の首脳会談等がある場合は、貿易戦争の進展もあるだろうし市場への影響は大きそうですね。
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