3月30日の取引では、新型コロナウイルスの米国内での感染拡大が進む中、2.2兆ドル規模の経済対策もあってヘルスケア関連株を中心に買戻しが進んだ。
米国内では人工呼吸器不足が不安視される中で製造が急ピッチで進められていることも好感された様子。
また、4月12日の復活祭までに経済活動の再開を目標に掲げていたトランプ政権ですが、外出自粛等の措置を来月末まで延長した。
20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁のテレビ会議が予定されていることもあるので、引き続き情勢には注視する必要があります。
【月次レポート公開】WealthNavi(ウェルスナビ)運用実績 2020年3月
今月の市場の主な動き
新型コロナウイルスの恐怖はすでに感染症という枠を飛び越えて、経済的な世界恐慌を引き起こす元凶まで拡大成長している。
実際に、米市場では何度も「サーキットブレーカー」発動。
各国の市場も連日のように激しい値動きをし、予想もクソもない状況です。
それに対する減税・規制廃止など米国の経済対策は、給与税減免などこれまでにない規模で対応していくこともあってか今後の景気下支えとなるのではないでしょうか。
反対に、日本の経済対策に関しては未だ不透明。
しかも消費増税もある中、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、周辺各国の景気後退をモロに受けている状況。
今後も景気対策・新型コロナウイルス対策への日本の対応が後手後手にまわることを想像すると絶望するしかない。国民に絶望感を与える政治家・リーダーはいりません。このままではリセッションは不可避。
一応、先進国の一つと数えられる日本ですが、リーダーは存在しないのか。
経済や株式市場もそうですが、人間の心理が大きく影響するものだと思います。
その場しのぎ感満載の対応でなく、改めて大胆にリーダーシップを持って日本の方向性を示せるリーダーを求めます。
NYダウ チャート(6ヶ月)
米国はこういったピンチには国全体が一致団結して市場を盛り返そうと必死に動きます。
そういった点は、毎度素晴らしく感動を覚えるほどですね。正直羨ましすぎます。
トランプ大統領によるこれまでに前例のない2.2兆ドル規模の景気対策、FRBの無制限の緩和姿勢が市場に一定の安定をもたらしていると思います。
実際、第3四半期にはプラス成長に回復すると前向きな見方も出ているようで、失業率に関しても一旦は高まるものの年末に向けて落ち着いていく予想をされている。
具体的な数値を示していくことも米国の国民性なのでしょうね。
完全に「隣の芝生は青い」状態な私。
WealthNavi(ウェルスナビ)運用実績
2020年3月の「WealthNavi」(ウェルスナビ)月次運用実績レポートを公開します。
前回の2020年2月 月次運用実績レポートはコチラ
先月比:-13.52%(-32,267円)と大幅減。
桁が違えば少し気になるでしょうが、全く問題ないですね。
地道に「長期・積立・分散」投資です。
資産別損益
米株式市場の1〜3月期は、ダウ平均:23.2%安、S&P500:20.00%安となり、第1四半期としては過去最大の下落率を記録。
特に、ダウ平均に関しては全四半期通しても1987年第4四半期の25.32%安以来の大きさとなった。
資産別割合
資産別割合は、変更ありません。
WealthNaviは少額運用なので、このままの設定でいきますよ。
WealthNavi(ウェルスナビ)の構成7銘柄
▼WealthNaviを構成している7銘柄は「Googleファイナンス」で確認可能です。
構成7銘柄は、下記URLよりご確認ください。
“ウェルスナビ(WealthNavi)7銘柄の現状を確認する方法「Googleファイナンス」”
まとめ
4月のWealthNavi月次レポートでは、新型コロナウイルスが少しでも収束していれば良いですが、現状から想像しても楽観的にはなれませんね。
国を挙げて団結して長期的に対応していく必要がありますが、なかなか頼りないので各個人が今まで以上に危機意識をもって取り組んでまいりましょう。
投資面に関しては、長期投資で運用していると一時期的に損失がでる場合があります。
しかし、20年ぐらいでみると利益が積み上がっているケースが多いので、短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、長期的にどっしり構えて資産運用していきましょう。
私自身、ベースは「長期・積立・分散」投資として、他の投資方法を楽しんでいます。
WealthNavi(ウェルスナビ)を始めるには
好調だった米経済も新型コロナウイルスで状況が一変。
今後もトランプの言動・対中・中東問題・災害等が起きるとどうなるかわかりません。
リスクヘッジしながら資産運用しましょう!
まずは、ウェルスナビで「長期・積立・分散」投資してはいかがですか?
投資の格言「卵は1つの篭に盛るな」とあるように、資産運用は分散投資が基本です。
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