2020年3月から引き続き、4月も新型コロナウイルスの影響から世界経済は低迷。
米経済しても主要経済指数にも表れているように低迷している。
雇用統計でも、非農業部門雇用者数の減少・失業率が急上昇し、新規失業保険申請件数も記録的な数値となった。
4月月初から都市封鎖(ロックダウン)しているため、3月以上に経済指標は悪化するのは当然であろう。
【月次レポート公開】WealthNavi(ウェルスナビ)運用実績 2020年4月
今月の市場の主な動き
新型コロナウイルス感染拡大があり、3月中旬以降から米主要都市では外出禁止令が発令されたまま、4月末時点でも継続されている。
“【週次レポート公開】WealthNavi(ウェルスナビ)運用実績 2020年4月17日”
でも書いたように、3月16日には3段階で経済活動再開に向けた指針を発表。
エリアごとに段階的な経済活動の再開を予定している。
日本と異なり米政府の動きはとても早い。
経済対策・インフラ投資などに資金を投下(投下決定も迅速)することで、経済への影響を最小限かつ回復期間をいかに最短とするかを国を上げて対応している。
反対に、日本に関しては4月7日に7都府県に緊急事態宣言を発令。
4月16日には、7都府県だった対象地域を全国に拡大し期間を5月6日とした。
また、日本政府は新型コロナの影響で収入が急減した家庭への30万円給付を予定していたが、基準設定が現実と解離している指摘もあって所得制限なしの1人当たり10万円の給付へと急な方針転換。
給付時期も遅く、日銀は国債購入の上限撤廃など政策の危うさを露呈しています。
日本は場当たり的な印象しかなく、判断・実行も遅いため被害拡大したと言っても過言ではない。
日本の国民性・医療従事者の方々の努力がなければ、この状況ではおさまってなかっただろう。
ただ、このような状況を招いたのは国民の責任だと改めて認識した。
国民の代表(政治家)を決めた、投票率が低かったのは私達自身。
次回からの投票は各人が責任持って投票所に行くべきだし、考えを改める良い機会となった。
NYダウ チャート(6ヶ月)
4月は大幅反発したと言っても過言ではないでしょう。
新型コロナウイルス関連報道の影響も大きく、原油価格の急落等で良いニュースの方が珍しい状態ではあったが、やはり米政府の迅速な経済対策を打ち出したことで市場に結果的には好影響をもたらした。
米連邦準備理事会(FRB)による大規模な追加緩和策もあって、結果的には4月末にかけて株価は底堅く推移。
WealthNavi(ウェルスナビ)運用実績
2020年4月の「WealthNavi」(ウェルスナビ)月次運用実績レポートを公開します。
前回の2020年3月 月次運用実績レポートはコチラ
先月比:+7.48%(+17,955円)と大幅増。
徐々に回復傾向ではあるかと思いますが、まだまだ油断はできない状況ですね。
私は、地道に「長期・積立・分散」投資を進めていきます。
資産別損益
こんな時の金(ゴールド)は強いですね。
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4月の欧州株も反発しましたね。
世界的な原油価格の急落の影響を受け伸び悩む場面もありましたが、ヨーロッパでの新型コロナウイルスの新規感染者数の増加ペースの鈍化によるロックダウンの一部解除もあって反発。
英国ジョンソン首相も無事でなにより。
資産別割合
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少額投資のWealthNaviは、わざわざ設定変更しません。
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まとめ
日本市場では、日本国内での感染拡大・非常事態宣言による景気悪化への懸念・原油価格急落などもあって伸び悩みましたが、4月末には米経済活動の再開・新型コロナウイルスの治療薬への期待もあって日経平均は2万円台に乗せた。
しかし、現日本政府の対応だと日経平均を2万円台で維持できないでしょうね。
企業・個人への金銭面での支援は時間がかかりすぎていますし、その間に資金力のない自治体もどうすることもできない。
緊急事態宣言も1カ月程度延長するしかないだろうし、対応が後手に回っている段階で一分一秒ごとに「死者」がでているのがわからないのだろうか。
「一般庶民の感覚がない政治家では国民の現状を理解できない」だけでは済ませられないですよ。
WealthNavi(ウェルスナビ)を始めるには
好調だった米経済も新型コロナウイルスで一瞬にして状況が一変しました。
徐々に回復傾向にはなってきていますが、今後もトランプの言動・対中・中東問題・災害等が起きるとどうなるかわかりません。
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